私は一昨年から趣味でウクレレ
 練習しております。
  そこで上手くないながらにも
 たまには人前で弾くことがあります。

  しかし 10数人の前で
 演奏するのにしても 緊張してしまい
 練習では到底失敗しないようなところで
 間違い、ど忘れしてしまいました。

  見られている、失敗したらあかんという
 プレッシャーがストレスになるわけですが
 いったいどこが練習の機嫌よく弾いている
 時と違うのか?

  自分で気付いたわかりやすいところは
 二つ、まずひとつは 左膝の裏にすごく
 力が入っていたこと。これは
 肩に力が入っていたということだと思います。

  もうひとつは 間違えないでおこうと
 弾いている最中にそのすぐ後の運指を
 思い描いていたことです。

  練習の時は演奏を楽しんでいるので
  次はこうだな、その次は・・・と
 考えることはないですし、その曲に
 慣れていれば 間違えることも少ないです。

  不安な事などのストレスがかかると
 急に 先々の事が気になってしまい
 今 現在 行なうことが心ここにあらずに
 なってしまい おろそかになってしまう。

  このような事は 日常でもよくありますし
 すぱっと切り離して考えなさいと
 言われますが なかなか難しいものです。

  ですが まずは自分がそういう風に
 考えて動いているなと 気付くことから
 始まると思います。気付かないと
 生きている限り 同じことを繰り返し続けますので。
  と そんなことを思ったウクレレの話でした。

                慈元