2011-01-01から1年間の記事一覧

寒くなりまして

冬至も過ぎて 本格的に冬となってまいりましたが みなさま お身体の調子はいかがでしょうか。 朝夕に お経をあげるとき 集中しているので 寒くはないです! と言いたいところですが^ー^ 暖房をつけるわけでもないので 終わったあと 身体が芯から冷えがあり…

仏名会

http://www.freemonk.net/modules/eguide/event.php?eid=65 フリースタイルな僧侶たちのイベント 仏名会(ぶつみょうえ)に参加してきました。 14時から ヨガ 15時から17時前まで 阿字観瞑想 17時から19時まで 仏名会です。 仏名会は 300回の五…

慈光寺だよりでもこの前の法話でも お話させていただきました内容をあらためて 「人はまず問題を選ばなければならない。自分にとって何が第一の問題であるか、 何が自分に最も押し迫っているものであるかを知って、 自分の心をととのえることから始めなけれ…

12日の土曜日13時半より慈光会を開かせて頂きました。 お経をあげさせていただいてから 延命十句観音経についてのお話。 観世音。南無仏。 かんぜおん なむぶつ 与仏有因。与仏有縁。 よぶつういん よぶつうえん 仏法相縁 常楽我浄。 ぶっぽうそうえん …

来年 皆様と比叡山にお参りに 行かせて頂こうという下見も兼ねまして 10月最後の土曜日 比叡山に母と 参拝に行って参りました。 比叡山に行くときは 行を しに行く時か 法尼様について 行ったことがほとんどで ゆっくりと 参拝をしたことがありませんでし…

この前のお寺のおつとめの際 慈圓先生が言われていた 六波羅蜜の漢字が気になる方の為に 簡単な 解説をば。 布施、持戒、忍辱(にんにく)、精進、禅定(ぜんじょう)の五波羅蜜と その根拠となる智慧の六つの事を合わせて六波羅蜜といいます。 六波羅蜜寺 …

六波羅蜜

この前のお寺のおつとめの際 慈圓先生が言われていた 六波羅蜜の漢字が気になる方の為に 簡単な 解説をば。 布施、持戒、忍辱(にんにく)、精進、禅定(ぜんじょう)の五波羅蜜と その根拠となる智慧の六つの事を合わせて六波羅蜜といいます。 六波羅蜜寺 …

10月中旬

10月も半ばとなり すっかり秋らしくなって参りました。 9月のお彼岸を過ぎたあたりから 気温の変動が激しくなり 体調を崩しやすい季節となりましたが みなさま どうお過ごしでしょうか。 比叡山も 今月下旬あたりから 紅葉のシーズンになります。 来年の…

汝自身の現実を見よ と 仏の教えはいつも 促されています。 人間関係から社会での立ち位置だとか 心の中 外 いろいろな点でチェックすることは いっぱいありますが、 見たくないものは見えない 聞きたくないものは聞こえない 考えたくないものは 考えない と…

土曜日に 1時間ぐらいかけて 右目と左目の調和した使い方などの 視覚検査をしてもらえるところに行ってきました。 いろいろと説明を聞いて納得したものの それは おいておくとして この眼の使い方だと 見ようとするたびに ストレスがかかって 肩こりや頭痛…

全国的に 特に 関西や北陸 新潟 長野など では昨日と今日 地蔵盆が行われています。 関東などは お稲荷様の信仰が強く お地蔵様をおまつりする習慣が江戸時代に入ってからだそうで 地蔵盆が根付くまでは至らなかったもようです。 地蔵盆は街の角や 路でおま…

お盆

施餓鬼供養のお札などのお焚き上げをさせて頂きました。 お経やご真言を 唱えさせて頂きながらの外での お焚き上げなのですが 不思議と いつも暑さを 忘れます。 みなさま お盆には お墓参りにいかれたり 故郷に帰られたりされていた方もいらっしゃるかと 思…

四無量心--慈、非、喜、捨の四つの心を限りなく起こし またその心で無数の人々を教え導くこと という言葉が お経に出てきます。 慈しみの心(慈) 他の苦しみを自分の苦しみとする心(悲) 他者を幸福にする喜び(喜) すべてのとらわれを捨てる心(捨) こ…

8月

8月に入って もう震災から5ヶ月になろうと しています。多くの亡くなられた方や 原発で取り残されたままの動物達に 少しでも 追善供養をと 祈っております。 夏もいよいよ本格的ですが 暦の上では 立秋になりました。朝昼と蝉が鳴きながら 夕方には虫が鳴…

施餓鬼の時に 飾られる五色旗(ごしきばた)の説明は 去年のお施餓鬼の時に説明させて 頂きましたが あらためまして。 過去宝勝如来(かこほうしょうにょらい)(別名:多宝如来) 黄色 南 餓鬼たちにむさぼる心を捨てさせ心が穏やかになるよう。 悪欲をのぞ…

施餓鬼会の五如来さま

夏もいよいよ本格的になってきました。 冷房を入れずにと思っていたら 扇風機まで 忘れており 流石に暑さにあたってきた感がある今日この頃です。

臨済宗中興の祖と称される江戸中期の禅僧である白隠禅師が 禅の修行のしすぎで 禅病といわれる重病にかかられました。 そのご自分の病気を治されるのに いろんな方法を実践され 克服された方法を 後に 夜船閑話(やせんかんな)という本に 書かれています。 …

9日の土曜日に慈光会を開きました。 お参りしたのち 伝教大師の書かれた 山家学生式の解説をさせて頂きました。 一隅を照らす や 悪事を己に向え、好事を他に与え、 己を忘れて他を利するは、慈悲の極みなり。 という言葉は ここに出てくる言葉です。 己を…

それでは お釈迦様の弟子の中でも最も有名であろうお方からはじめさせていただきます。 舎利弗(しゃりほつ)尊者 サンスクリットでは シャーリプトラ、 智慧第一と称されています。 *1 阿弥陀経に登場されたり 舎利子 として 般若心経に登場されたり いくつ…

239 聡明な人は順次に少しずつ、一刹那ごとに、己が汚れを 除くべし、──鍛冶工が銀の汚れを除くように。 ダンマパダ(法句経)という お釈迦様が おっしゃられた言葉が 一個一個 偈になって書かれている 一番最初の頃のお経があります。 中村元先生という 大…

そもそも興福寺や薬師寺などにいらっしゃる 何々尊者という方々はどういう方なのですがという 質問を受けまして 書こうと思ったのですが 本など読めば読むほど 面白く 読んでいるだけで 書かずに時がたってしまいました。 次回から ちゃんとはじめますのでよ…

今 ブッダという手塚治虫さんが描かれた漫画の アニメ映画が放映されています。母が観に行った話を 聞くと お釈迦様が王子の身分を捨てて さあこれからと いうところまでで 次回へ続くとなっているそうです。 原作の漫画はだいぶ前に読ませて頂いたのですが …

この前 ウクレレを習っているところで 交流会という名のちょっとした発表会が ありました。 そこで出会った20代後半の男性が 仏教関連の本を読み 自分の生活が 変わったというお話を聞かせてもらいました。 美味しいご飯を食べたい ではなく 美味しくご飯…

さて 座って深呼吸してから いろいろな瞑想の方法があるのですが その中でも よく紹介されているものに 数息観(すそくかん)があります。 1から10までもしくは100まででも 数えながら息をしていく方法です。 ひと〜 で吸って つ〜で 吐く ふた〜 で吸…

慈光会のときにもお話していたのですが 半趺坐を組むときは 左足を右腿の上に組みなさいと天台小止観や臨済禅の本にも 書いてありました。 結跏趺坐を組むときはそののち右足を左腿の上にあげて 組むそうです。 私が比叡山で行院で教わった時は 密教で 一回…

6/4(土)に行われました 慈光会にきて頂いた皆様 ありがとうございました。 いつものようにお参りをしてからの開始でした。 それから瞑想に行くところですが 今回は 伝教大師の「願文」という19歳の時に比叡山に 入って修行される際に書かれた文章の解説…

さて瞑想のすすめの続きです。 背筋を伸ばして座るのですが もし座布団の上に座るのであれば 後ろを高くするにしろそのまま座るにしろ 設置面積を広くして 痛かったりせず 安定する状態にしましょう。 そしてまず上体をゆっくり前に倒し 両手もできるだけ前…

六月に入りまして カレンダーを見ると 標語が この前の慈光寺だよりに 書かせていただいた 日々是好日 でした。 早い梅雨入りもあり 夏至も近づき 夏に向かって本番という ところですが 気温の変動が激しい頃 お体にお気をつけくださいませ。 この前、途中に…

瞑想の仕方ですが 仏様がよくされている 胡座になって 右足を左腿の上に左足を右腿の上に する結跏趺坐がまずイメージとして あがるかと思います。 それが出来たら一番いいのかなと 思いますが それで 痛い痛いと 苦しんで 集中できなかったら 意味がありま…