この前の おつとめ日の時に 
 お話に出てきた 経本の最初に書いてある
 懴悔文(さんげもん)についてのことを少し。

 我昔所造諸悪業(がしゃくしょぞうしょあくごう)

 皆由無始貪瞋痴(かいゆむしとんじんち)

 従身口意之所生(じゅうしんくいししょうしょう)

 一切我今皆懴悔(いっさいがこんかいさんげ)



 私が 昔より 知っている 知らないに関わらず
 してしまった 多くの 悪い行いは

 みな 始まりもわからないほどの 貪(貪り)瞋(怒り)痴(おろかさ 無知)
 から引き起こされたものです。
 
 私から生まれ出ずる 身体と 言葉と こころより 湧きい出したる

 一切の悪い行いを今 私は 懺悔いたします。 


  上の訳は 今こうかな?と思い 書いてみましたので
 よければ 本やインターネットなどで調べていただければと
 思います。

 
 まず お経をあげさせていただく前に 昨日や今日に
 おこしたことを反省し懺悔するという意味ですね。



 不必要にきつく話して 相手を少し傷つけてしまったとか
 自分をよくみせるため 失敗を隠すため
 少しのうそをついてしまった等々 日々あるかと思います。

 日常の出来事を 反省し気付きながら
 お参りさせて頂くと
 身口意  行動と言葉と意思が一致して
 善い行いをしやすくなり
 楽に生きられる一歩になるのではないでしょうか。