四無量心--慈、非、喜、捨の四つの心を限りなく起こし
 またその心で無数の人々を教え導くこと
 という言葉が お経に出てきます。


  慈しみの心(慈) 
 
  他の苦しみを自分の苦しみとする心(悲)

  他者を幸福にする喜び(喜)

  すべてのとらわれを捨てる心(捨)


  これは まず 己を磨くため 心がける
  指針ではないかと思います。

  とはいえ これをどう実践したらいいのか


  善いことをして 悪いことをしない のが
  仏教の基本です。日々 貪りの心や
  怒り 怠けの心 を見つつ
  磨いては 汚れ 磨いては汚れの
  繰り返しです。


   そこで 慈悲喜捨 を育てるために
  心の中で 祈ることが一助になると思います。


  前 このブログでか法話かで お話
  させて頂きました
  慈悲の瞑想を行うのも一法です。



   生きとし生けるものが幸せでありますように
   生きとし生けるものの悩み 苦しみが
              なくなりますように
   生きとし生けるものの願うことが叶えられますように
   生きとし生けるものに悟りの光があらわれますように



  もちろん 生きとし生けるものを 
  私が にしてもいいですし
  周りの人でも 嫌な人にでも 心の中で
  唱えると じわじわと 染みいってきます。


   私は 歯科では ○○さんが 幸せでありますように
  と念じながら 止血を したり しています。
 

  満員電車に乗っている時や 信号待ちをしている
  時など 集中しすぎて 
  ぼーっとしていたら 危ないですが
  すき間時間に 心の中で 唱えると
  瞑想の行にもなり おすすめです。