仏像

 私は1.2ヶ月に一回ほど リフレクソロジー
学校で 解剖生理学を 教えさせてもらっています。
 
 一昨日、講義に行ってきて 脳あたりの説明を
している 時に 思いついたことをひとつ


  三十二相八十種好(さんじゅうにそう
 はちじっしゅこう)という
 仏の身体に備わっている特徴の中に
  「白毫相」というのがあります。
 東大寺の大仏さまとかがわかりやすいですが 額に
 ほくろかな? 眼かな?という感じであるものです。
  あれは 眉間に右巻きの白毛がくるくるっとなっていて
 光明を放っているとのことで 伸びると
 一丈五尺あるそうです。
 髪の毛の螺髪もそうですけど 相当巻いていらっしゃいます。

  額にあるので ヨガとかだと 第3の眼だとか 
 アジーニャチャクラだとかといわれますが、
 あの場所に 光があたると ちょうど 間脳の視床あたり
 ホルモンだなんだと 身体のいろいろな事を調整する
 司令塔があるところに到達します。

  その視床あたりには 視交叉上核という光を
 感じて 一日のリズム(体温や代謝など)をつくる
 ところがあったり 松果体という睡眠を誘導したり
 心を落ち着けたりするホルモンをだすところがあり
 生きていく上で重要な場所です。

  夜は暗い中で 寝て 朝起きたら日光を浴びるのが
 良い といわれますが その一番の根拠なところです。
  
  仏様が額のところで 光を感じた方が良いよというのを
 教えて頂いているのではないかと
 ふと 思った次第です。