それでは お釈迦様の弟子の中でも最も有名であろうお方からはじめさせていただきます。
 
 舎利弗(しゃりほつ)尊者
 サンスクリットでは シャーリプトラ、
 智慧第一と称されています。
 *1 


  阿弥陀経に登場されたり
 舎利子 として 般若心経に登場されたり
 いくつものお経に登場されているので 気づくと
 一番身近に感じられるのではないでしょうか。


  親友の目連尊者とともに出家されて、別の
 師匠について修行されていたところ
 お釈迦様の最初の弟子 アッサジ尊者に出会い
 教えを聞いて お釈迦様のところに弟子入りされました。

  お釈迦様の信頼も厚く、時には代わりに
 説法をされることもあったそうです。
 目連尊者と共に後継者になって欲しいと期待されて
 いましたが そもそもお釈迦様より年長でもあり
 先に 病気で亡くなられました。
  とはいえ お釈迦様の晩年までは生きてらっしゃった
 みたいなので だいぶ長生きされていると思います。

                 つづく
 

*1:ちなみに ○○第一というのはその方が
 一番という意味ではなくその方しか持ってないものが
 ありますよという意味だそうです。

  別に弟子の方々の中で二番手とか三番手とか
 そんなランク付けのようなものはないので。
 先輩で指導出来る人が後輩を導くという意味での
 先輩 後輩のようなものはあったと思いますが。