慈光寺では5月は 大黒天供養をさせて頂いているおります。

  そこから 法話では 七福神のお話から
 少欲知足のお話へ

  恵比寿さまは 網で魚を取らず 一匹ずつ自分の
 範囲内で 釣っていらっしゃるし
  大黒天さまが お米2俵の上に乗っていらっしゃるのは
 食べる分は確保できますようにという願いからという具合です。

  これを手に入れると あれもあったらいいな
 これもあったほうがいいな。と
 欲は欲を生むことは 体験的に
 わかりやすいですし 少欲知足という言葉も
 多くのところで 語られてきました。。
  
 ですが なかなか実践は難しいところです。

  本当に 生きていくためや仕事に
 必要なものと 欲しい物の違いが
 少しゆとりが出来ると わかりにくく
 なってしまうところに原因があると思います。

  「本当にこれは必要だろうか?」と 考え、
 欲しいものは 欲しいと きっちり
 認識したほうが ありがたみが出ますし
 満足感も大きくなりましょう。


  文化や芸術などは最初は絶対生きていく
 ために必要なように思えなくても
 生活に潤いを 生きがいを与えるためには
 大事なものですし
  
  お金を沢山もっている方が あまりにも
 社会に還元せずに貯めこむのは
 節約の 徳ではなくケチなだけになります。
  

 ですので 少欲とは 欲しいという欲が
 少ないというよりは
 自分の 必要なものが少ないという
 状態を目指すと 不満がでにくくなると
 考えるのはいかがでしょうか。


  誰もが 憧れるシンプルな暮らし
 片付けられている部屋^ー^
 満足しやすい行き方の方が
 不安も少なく楽な行き方につながるかと思います。
 
 
 簡単にはいかないですが
 必要なものはなんだろう?
 これは本当に欲しい物なのか?
 少しずつ ためしてみると 
 楽しくなってくるかもしれません。


  腹八分目と思っていたら ちょうどよく
 腹六分目が 腹八分目、、、