10日(日)に今年最初の慈光会がありまして、
 京都の仁和寺広隆寺、東寺の三箇寺に参拝させていただきました。

  午前10時に大宮の嵐電改札前で集合し 仁和寺へ。
 嵐電は嵐山へ行かれる方が多いのか最初は混雑しておりましたが
 帷子ノ辻駅で乗り換えたあとはすいていて 仁和寺へ。
 
  徒然草にもよく登場する仁和寺ですが、ご本尊が阿弥陀如来さまで
 真言宗御室派の総本山です。
  行ってはじめて知ったのですが、五重塔の一階が25年ぶりに御開帳という
 ことで、参拝の方が多めでした。

  金堂は 紫宸殿を持ってこられたそうで、阿弥陀三尊がおまつりされていました。
 阿弥陀如来さまに向かって右側がお観音様で左側が勢至菩薩さまの事が多いかと
 思いますが、こちらは逆におまつりされていたように思います。

  五重塔は 胎蔵界の五如来さまがおまつりされているということで
 中の色彩ゆたかな画を守るために 二十五年に一回しか開けられないんだなあと
 納得しました。 東寺の五重塔の一階も同じように心柱が大日如来さまで
 四方向に それぞれ如来さまがいらっしゃるという様式でした。

  参拝してのち 仁和寺の中にあるごはん処で昼食、私はゆば丼を頂きました。
  12時前だったので 混雑する前でよかったです、慈光会はいつもお昼ごはん早め^ー^

   昼食後 嵐電太秦広隆寺へ 広隆寺は京都最古のお寺で本堂におまつりされているのは聖徳太子さま
  霊宝館で あの有名な弥勒菩薩さまや 薬師如来さまなどたくさんのお方に
  お参りさせていただくことが出来ました。

  あと知らないと読めない太秦ですが 太子の「太」の字と秦氏の「秦」を取って、
  太秦(うずまさ)と読むとしたということを初めて知りました。

  その後、再度嵐電に乗って 四条大宮へ そこからバスに乗って 東寺へ
   京都は混雑時でなければ バスでスムーズに移動出来るのがいいですね。
 
   2月は 五重塔の一階が開いているということで 仁和寺と同じく胎蔵界五仏
 いらっしゃる五重塔(まわりは八大竜王弘法大師さまに密教が伝わるまでの真言八祖が描かれていました。)
 本尊 薬師如来さまの金堂、立体曼荼羅が再現されている講堂と参拝。

  さすがに みなさんお疲れの様子だったので 喫茶店で休憩ののち
  JR京都駅まで 歩いて 解散。

   最初は 3つのお寺を参拝させていただくのは、ちょっとがんばりすぎかなと
  思ったのですが、みなさんお元気で 明るく しっかりと お参りいただいたようで
  よかったです。ご参加いただきまして ありがとうございました。


   今年はどこに行きたいのか ご要望にお応えしつつ ふと思いついたり
  ご縁のあったところに参拝させて
  いただこうと思っております。 またご希望などありましたら 
  教えていただければありがたいです。