慈光会では毎回 少しずつ 方法を変えつつ
 瞑想をさせて頂いているのですが
 少しずつ 瞑想のすすめなぞを書かせて頂きたいと思います。

  法尼さまは 無心になってお経を あげなさいと
 よく言われていました。

 毎日 毎日 お経を読誦するほうが持続しやすく
 仏さまと向き合い 反省と感謝とともに
 自分を磨いていくことが出来るというのがひとつだと思います。
 
  ですが 写経をしたり座禅をしたりすることを
 否定されていたわけではもちろんありません。

 写経をみなさんとしようかという話もしておりましたし
 私も 考えております。

 あと 観音経や般若心経を無心になって
 読誦することは 瞑想をしていることにも
 通じるからではないでしょうか。


 座禅(天台宗では止観)というと 叩く棒を持っている
 人がいて 足を組んで長い時間 するというイメージが
 あるかもしれませんが 
 
  毎日 10分いや3分ぐらいでも 毎日行わなくても
  心身を健康に 自分を見つめ直す効果があると
 思います。 

  人は 起きている間 心の中でずーっと しゃべり続けて
 いる事がほとんどです。 沈黙の時 平安の時が
 1日の中でほんの少しあるだけでも 違うということを
 体験していただけると いいなあと思います。

  だまって 正座でも 椅子にでも 
 数分 座ってみることからはじめてみてはいかがでしょうか。

                 つづく