慈光会のときにもお話していたのですが
 半趺坐を組むときは 左足を右腿の上に組みなさいと天台小止観や臨済禅の本にも
 書いてありました。 結跏趺坐を組むときはそののち右足を左腿の上にあげて
 組むそうです。
  私が比叡山で行院で教わった時は 密教で 一回につき3時間以上ぐらい
 足を組んで行法を行うからか どちらでもいいし 途中で組み換えても
 構わないというように 言われていました。
  ですので こだわらずに しやすい方でされたらいいかと思います。

  あと 法界定印ですが 右手の上に左手を置きと書いてある書物が多いのですが
 仏様は 左手を右手の上にされていることも多く どちらが正しいという
 わけではないと思われます。 仏様は別にそのようなことで
 怒られるわけでもないですし されやすい方で よろしいのではないでしょうか。
  これに関しては また さらにくわしく調べてみようと思います。

  姿勢ですが 身体をゆらゆら前後左右にゆらして 安定しているか確かめたのち
 臍と鼻が垂直線上にあるようにイメージすると いいそうです。

  さて 姿勢が安定したのち
 深呼吸を3回ぐらい行います。 身体の中から 具合のわるいものなどが
 すべてでていくようにイメージをしながら息を吐き 
  仏様の清浄なる気とともに 息を吸うという 深呼吸です。

   そうして 身体 息を整えてから 瞑想(座禅 止観)を始めて 
  いきます。
                       つづく