12日の土曜日13時半より慈光会を開かせて頂きました。
 
  お経をあげさせていただいてから
  延命十句観音経についてのお話。

 観世音。南無仏。 かんぜおん なむぶつ
 
 与仏有因。与仏有縁。 よぶつういん よぶつうえん
 
 仏法相縁 常楽我浄。 ぶっぽうそうえん じょうらくがじょう
 
 朝念観世音。暮念観世音。 ちょうねんかんぜおん ぼねんかんぜおん
 
 念念従心起。念念不離心。 ねんねんじゅしんき ねんねんふりしん


 十句で構成されているお経で 観音経の経本に一緒に 書かれていることが多いお経です。

  何回か唱えていると 覚えてしまうぐらいの短いお経で 古来より ご利益のあるお経と言われています、
  もともとは 十句観音経という名前でしたが 日本では
  江戸時代の白隠禅師が 若い時にもう余命があまりないと宣告されてから このお経と
  健康法で 命をながらえ 延命 という二文字が加わりました。


   お観音様を 信仰というか信心させていただく時  大きくわけて 二通り
  あると思います。
   人生において 苦しいこと 大変なこと 悲しいことがあり なんとか していただきたい
  どうかこの状態を どうにか 良い方向に と 願うこと がひとつ

  もうひとつは その状態が 落ち着いた時 お観音様の慈悲の心を見習い 行動することです。
   仏様の 慈悲心には 程遠いし ついつい悪いことをしてしまう
  我が身であるものの 少しだけでも近づけるように
  己を磨き 他人や 生きとし生けるものに対して  善いことを行う。
  
   自分はどうかとか別に分析したりする必要はないのですが
  延命十句観音経の解説をしようと読み下し文とか 書いてて考えてみたことです。

 観音経 や般若心経 などのお経をあげられた時 短いお経なので
  あげられてみてはいかがでしょうか。

  さて お話 終わってから 座禅 天台宗なので 止観といったほうがいいのかもしれませんが。
   座禅というよりは 先月に引き続き 身体の痛みや気になるところを見る瞑想。
   数息観などよりは 最初に入って行きやすいのではないかと思っています。

  あとは お茶を飲みながらのお話 健康法や 指回しを身体の柔軟性の点から 考えてみたり云々で
  17時頃に終わりました。

   参加していただいた皆様 ありがとうございました。
   来月は 一年の まとめのようなことをしたいと考えています。